「ちゃんとしよう」「正しくあろう」の件
おはようございます!
儚くも切ない季節の春ですが、いろいろな動きもあり個人的にはなんとなくおセンチな気分ですね。
今回、ちょっと長めに体調を崩した期間、じっくり自分の事を考えたりもしましたけども、なんていうか、私は自分の本音ってのはホント分からないんですよね~。
すごく偽善っぽいですけど、その人が思う、その人がやりたい事をやってくれよ、と思いますし、私のやりたい事は私がやるから、っていう感じなんですかね。
情けない話、「自分がない」のかなあ、とかとも真剣に考えちゃったりもします。
これまた何度かブログでも書いていますけど、自分の事って、突き詰めて考えている事って絶対的に少ないと思います。
自分の事に限らず、日々、毎日そうですかね。
「なんでそれをやるの?」
「なんの意味があるの?」
「それでいいのか?」
突き詰める、ってのは簡単な様でものすごく難しいですよね。
「それでいいのか?」
って言葉は、ワンピースの中で出てきたすごく好きな言葉の一つです。
以前記事にも書きましたね。
ちょっと話が脱線しますが、ワンピースってマンガがこれだけ長く、多くの世代に受け入れられるのは、単純にマンガとして面白い事はもちろん、実は現実の人間世界でも目を背けがちな事に目を向けるような描写や言葉があるからじゃないですかね。
キツイ言い方すれば、世の中のほとんどの人は
「現実から目を背けている」
わけです。
幸い、私は人に恵まれ、周りにいる人たちは
「正しくあろう」
「ちゃんとしよう」
という人ばかりです。
そういうとある友人が言っていました。
「明らかに正しい事を主張したのに、それが少数派だとこっちが悪者だ」
と。
世の中、ホント、そうですよね。
他人事じゃない、これが今の腐った世の中の一つの現実ですよね。
悪人なんてそんなにいません。
でも、善人もそんなにいません。
気持ちはどうあれ、行動がそうじゃないからです。
よく考えないで発言、行動する人が多いです。
そして、そういう人程「権利」を主張するんですよね。
これまた昔の私の上司が仰っていました。
「出来ない奴ほど権利を主張する」
ってね。
こういう考え方、生き方は正直息苦しい面もありますが、安直な方向に流れやすい世の中だからこそ息苦しいんだと思います。
正しい、なんて簡単には言えませんけど、少しでも強く正しくあろう、そう思い今日も一日頑張って参りましょう。